腰痛改善のプロが教える!ぎっくり腰はクセにはなりません!!
「ぎっくり腰は一回やるとクセになる!」って聞いたことありませんか?
誰が教えてくれるのか、当院には同じようなことを言うお客さまがたまにいらっしゃいます。
皆さまはどう思われますか?
これはあくまでもウワサで本当はクセにはなりません。
しかし、しっかり予防をしたらのお話ですが・・・。
目次
- ○ ぎっくり腰が再発する原因は?
- ○ ぎっくり腰になる原因は?
- ・再発防止策は?
- ○ まとめ
ぎっくり腰が再発する原因は?
病的なものを除けば腰痛の原因は腰周りの筋肉の緊張からくる炎症で、
この炎症が治まれば痛みも和らいできます。
なので、今、痛くなくなれば良い。という考えの方はある程度
筋肉の炎症が治まり痛みが無くなった時点でもう大丈夫と思いまたいつもの
生活に戻ってしまうため、 何かの拍子ですぐに痛めてしまうため
「ぎっくり腰はクセになる」と思ってしまう訳です。
ぎっくり腰になる原因は?
●筋肉の疲れ
筋肉が疲労していると、腰を支える靭帯(じんたい)と筋肉に負担がかかり、断裂を起こして神経を刺激してしまいいます。
長時間同じ姿勢でいたり、運動不足の人は筋肉が疲労していることが多いので注意が必要です。
●身体の冷え
身体が冷えると血管も細くなり、十分な栄養素を血液に届けることができなくなってしまいます。
特に冬の寒い時期は身体が冷えやすいため、血管自体も収縮してしまいます。
●心理的なストレス
近年では心理的なストレスがぎっくり腰の引き金になっているともいわれています。
人間関係が上手くいってなかったり、不安や抑うつ傾向にある方はぎっくり腰になりやすいです。
●内臓の疲れ
内臓にストレスがかかると、それを何とかして守るために、腰の筋肉が緊張し始めます。
筋肉が対応できる伸縮速度やタイミングが普段の動きと少しずれるとぎっくり腰が発症しやすくなります。
再発防止策は?
■無理な姿勢をとらない
前かがみになったり、猫背、反り腰の姿勢は腰に強い負荷が発生します。
できるだけ腰に負担となる姿勢は避け、正しい姿勢を保つことを心がけましょう。
■ストレスを軽減する
ストレスを強く感じると痛みに敏感になります。
音楽や食べ物など、自分の好きなものを生活に取り入れ、 ストレスを軽減しましょう。
趣味がない人は、趣味探しをしてみるのもよいかもしれません。
■適度な運動を行う
痛みがひいて症状が改善された後は、怖がらずに身体を動かすことが重要です。
身体を動かさないと筋肉がコリ固まり再発を招きます。
■正しい食生活
暴飲暴食や甘いもの・脂っこい食べ物はなるべく避け、消化の良いものを食べましょう。
内臓のストレスを減らすことは、腰を支える筋肉への負担も減らすことができます。
まとめ
ぎっくり腰はとても痛く、できればもう二度となりたくないと思う症状です。
再発を防止する一番のポイントは普段の運動と身体のメンテナンスです。
運動と普段の生活で凝り固まってしまっている筋肉を定期的に緩め筋肉の柔軟性を
保つことが大切です。
まだ症状が出ていない人もこれから発症する可能性があります。
他人事ととらえず今一度、生活習慣を見直してぎっくり腰を予防しましょう。