春に3日の晴れ無し_体質改善のプロが教える古傷が痛む原因と対策
こんにちは東洋整体磐田 院長の鈴木です。
さて、春になり暖かい日も増えてきましたが、春に3日の晴れ無し
と言われるように天気の良いはなかなか続きませんね。
こんな安定しない天候の日が続くと古傷が痛むと言われるお客さまも増えてきます。
皆さまはこのような事はありませんか?
と言う事で、今回は古傷が痛む原因と対策をご紹介いたします。
目次
- ○ 古傷が痛む原因は2つ
- ・低気圧や、急な気圧の変化が起こると体内で炎症物質のヒスタミンという物質が分泌される。
- ・自律神経の交感神経が優位な状態になる。
- ○ 古傷が痛んだ時の対処法と対策
- ・温めて血行をよくする
- ・リラックスして副交感神経を優位にする。
- ○ まとめ
古傷が痛む原因は2つ
低気圧や、急な気圧の変化が起こると体内で炎症物質のヒスタミンという物質が分泌される。
ヒスタミンは、私たち身体の組織内に広く存在する化学物質で、普通は不活性状態(化学反応を起こしにくい状態)にありますが、けがや薬により活性型となり、傷ついた組織を修復させるため、血管を拡張し炎症反応を起こします。またかゆみや痛みの原因となるともいわれていて、過剰に活性化されるとアレルギー症状の原因となります。
どうやらこのヒスタミンが低気圧の際に、過剰に分泌される事が分かってきました。
自律神経の交感神経が優位な状態になる。
「自律神経」はよく耳にすると思います。自律神経は交感神経と副交感神経とで拮抗作用により身体の働きを調整して、快適に生活できるようにしてくれる大事な神経です。
交感神経は戦うための神経、副交感神経はリラックスの神経と例えられます。交感神経が活発になると、血圧上昇、血管拡張、瞳孔が開いて汗が出るいわゆる興奮状態になります。それにより過敏になるため血管拡張するので古傷が痛むのではないか?と言われています。
古傷が痛んだ時の対処法と対策
古傷が痛む原因は何となく解りましたか?
そもそも古傷とは、「以前にケガをしたところ」あるいは「古い傷の痕」のこと。
以前に傷を負ったところは、表面上は完治したように見えても、皮下や筋肉の組織は完全に
回復していないことがあるのです。
そのため、血液の流れが悪くなったり、筋肉の伸縮が妨げられたりするなど、
痛みが生じやすい状態となってしまっているのです。
では、古傷が痛んだ時はどうしたら良いか?
また、古傷が痛まないようにする方法をご紹介いたします。
温めて血行をよくする
お風呂に入って身体を温めて血行を良くしましょう。
あまり熱すぎるお湯ではなく38度くらいのぬるま湯で
半身浴をすると良いでしょう。
直ぐにお風呂に入ると言う事が難しい人は患部を温めてあげる
だけでも痛みは和らぎます。
カイロや暖かいおしぼりで患部を温めてあげましょう。
リラックスして副交感神経を優位にする。
不安定な天候の時以外でも過度のストレスや緊張・不安でも
交感神経が優位になりやすいので、そんな時にはリラックス
することが大切です。
お風呂に入ると身体が温まり筋肉の緊張が解けてリラックス出来るように
筋肉を緩める事は副交感神経を優位にする作用があります。
お風呂以外にリラックスする方法としては、睡眠やヒーリングミュージック
アロマオイル・暖かい飲み物を飲むなどいろいろあります。
まとめ
上述のように古傷が痛む原因には血流が大きく関わってきます。
常に血流の良い状態をキープする事が出来れば古傷の痛みも改善されると言う事です。
適度な運動やストレッチなどを習慣化する、または当院の施術のように
全身の筋肉を緩めリラックス状態を作れるような場所で定期的に身体のメンテナンス
をする事で古傷が痛むという事が改善されます。